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2022 21 Feb

「クロエ」が職人の手仕事とサステナブルな素材を融合させる「クロエ クラフト」をローンチ クラフト体験のワークショップ「クロエ クラス」も開催

 

 「クロエ(Chloé)」が、2022春夏コレクションでは、環境負荷の少ない素材の使用とインディペンデントな職人の手仕事を融合する新たな試みとして、「クロエ クラフト(Chloé Craft)」を導入。これは、環境への影響を最小限に抑えるため、環境に配慮した素材を積極的に採用し、数値化して測定することで、その推進に努めていくという取り組みだ。

 そのため、同コレクション全体で使用する低環境負荷素材の使用を、58%まで引き上げることに成功。(2021秋冬コレクションは40%、2022スプリングコレクションは55%)また、「クロエ クラフト」は、環境に負荷の少ない素材と職人のテクニックを結びつけることで、産業化されすぎたラグジュアリーファッションの世界において、新たなレベルのトレーサビリティ(追跡可能性)と透明性を開拓し、顧客とローカルの生産者とのより深いつながりを構築していくという。

 また、「クロエ クラフト」は、機械では実現することのできない、人の手によってのみ作り出されるマクラメ、クロシェ、ハンドペインティングといったテクニックも紹介している。

 

 

 「クロエ」のキーディテールの一つであるスカラップのシェイプをクロシェ編みで表現したマルチカラーのドレスや、Leather Working Groupに認定されたレザーを採用し、9色のソフトなレザーピースをハンドクロシェでつなぎ合わせたカーフスキンレザーのパッチワーク。またダガスカルを拠点とする世界フェアトレード連盟認定メンバーであるAkanjoと製作したカラードレスは、デッドストックのシルクリボンを用いたマクラメだ。ポンチョとウールガーゼのドレスに、様々なブルーのトーンの植物由来の染料を使用し、ストライプのハンドペイントが施したアイテムも揃う。

 さらに、クラフトのテクニックが体験できるビギナー向けのワークショップ「クロエ クラス(Chloé Classes)」を「クロエ銀座店」で開催。同ワークショップでは、今季のコレクションに用いたクロシェ、マクラメ、スティッチングを取り上げ、「クロエ」が用意したクラフトキットを使い、オーガニックもしくはリサイクルコットンのハンドクロシェのポーチやマクラメ編みのウォールハンギングを制作する。また、「クロエ」の過去のコレクションで使用したファブリックを使い、様々なスティッチングテクニックを学ぶこともできる。

■「クロエ クラス」
会場:クロエ 銀座店(東京都中央区銀座 7-8-4)

開催日時:
A. クロシェ クラス
(1)2022年3月12日(土) 11:00~13:30 (2)2022年3月12日(土) 15:00~17:30
(3)2022年3月13日(日) 11:00~13:30 (4)2022年3月13日(日) 15:00~17:30
B. マクラメ クラス
(1)2022年3月19日(土) 11:00~13:30 (2)2022年3月19日(土) 15:00~17:30
(3)2022年3月20日(日) 11:00~13:30 (4)2022年3月20日(日) 15:00~17:30
C. スティッチング クラス
(1)2022年3月21日(月・祝)11:00~13:30 (2)2022年3月21日(月・祝)15:00~17:30

応募期間・方法:2022年2月21日(月)~3月4日(金)

*各クラスへの参加は、「クロエ」LINE公式アカウントで友だち登録後、応募可能に。
応募多数の場合は、抽選で決定。

 

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「クロエ」公式サイト