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2021
01
Apr
「ボッテガ・ヴェネタ」がデジタルジャーナル「イシュー」を発行
「ボッテガ・ウェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、ブランドの世界観を捉え、拡大するデジタルスペースであるデジタルジャーナル「イシュー(Issue)」を発行した。同デジタルジャーナルは年4回、各コレクションがストアにローンチするタイミングで発行される予定だ。
新たに発行された「イシュー」は、デジタルカルチャーにおける「ボッテガ・ヴェネタ」の価値観を体系化して表現する方法であり、ペースの速いデジタルワールドに一石を投じること、消費文化に対してよりゆったりとしたペースを推進することを目的とする。オーディエンスとのかかわり方を再定義し、「ボッテガ・ヴェネタ」のプロダクトを買う必要のない人を含め、より多くの人に向けて民主的な方法で語りかける。
今日のソーシャルメディアはクリエイティブな作品が既定のフォーマットでしか発表することができないという意味で制限がある。また、誰もが同じ情報を見るという意味で、カルチャーの均質化を表すものであり、個性を育まずクリエイティブプロセスに対する弊害ともなり得る。そのため「ボッテガ・ヴェネタ」はクリエイティブ作品の発表方法にオーナーシップを持ちたいと考えたという。
今回の「イシュー 01(Issue 01)」は去年の10月にイギリス・ロンドンのサドラーウェルズで発表した「サロン 01(Salon 01)」コレクションによりフォーカスしたもので、マイホームでの生活というアイデアを基に構成された没入型のコンテンツとなる。なお、次号の「イシュー 02」は2021年6月初旬に発行される予定だ。
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