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2022 13 Jan

「バーバリー」が2022秋冬プレコレクションを発表 コラボレーターを起用した新たなクリエイティブシリーズ第一弾

 「バーバリー(BURBERRY)」が、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリカルド・ティッシのデザインによる2022秋冬プレコレクションを発表した。同コレクションは「バーバリー」のフレンズやファミリーを起用した新しいクリエイティブシリーズの第一弾となる。


 リカルドが「私はコレクションを発表するにあたり、いつもと異なる体験を探究したいと考え、今後のプレコレクションはシーズンごとに新しいクリエイティブな人々に委ねることに決めました。Lea Tは私の愛するファミリーの一人であり、動物や自然に精通しているだけでなく、強いフェミニニティと、リラックスした優しくロマンティックな柔らかさをバランス良く持ち合わせています」と語ったように、同コレクションでは冒険と発見を軸にテーマを表現。物理的な世界とパーソナルなレベルにおいて、クリエイティビティと自己表現の境界線を取り去ることに成功した。

 



 コレクションはキャメルやソフトフォーン、ディープトープなどのニュートラルなカラーを基調とし、アウトドアを深く追求した。シグネチャーであるアウターウェアは、若々しさと伝統的な実用性や探検スタイルの新鮮な解釈からインスパイアを受け、新しいオーバーサイズのシルエットや、再構築されたディテールでリフレッシュがなされた。

 ウィメンズでは「トラベル」をテーマに、シーズナルなマッププリントを施したシルクシャツやスカーフがラインナップ。ドレープスカートや、70年代スタイルのコーデュロイのワイドパンツと組み合わせた。さらにボディスーツやフレアパンツなどに取り入れた紐のディテール、スリーブレスドレスに取り入れた構築的なホイップステッチのストラップ、カットアウトディテールなども今シーズンを印象付ける。

 

 イブニングウェアとして、ブラックやディープマルベリーのシルクジョーゼットのストラップレスのロングドレスを用意した。コレクションでは、シアリングカラーのリコンストラクトされたフライトジャケットに合わせて、より創造的なムードに。



 アウトドアの影響を受けたカラーブロックのパデッドスタイルや、幾何学プリントを施したオーバーシャツ、取り外し可能なフード付きパーカも新しいスタイルの一つだ。メンズルックにおいて新作のマッププリントは、コットンセーターやオーガンザTシャツ、モノグラムのシルクシャツに施し、コーデュロイのカーゴパンツと共に提案した。


 また今回コラボレーターとして抜擢されたLea Tは、「バーバリー」のキャンペーンや2021春夏ランウェイショーにモデルとして参加した経緯があり、「私はリカルドと長年一緒に働いてきましたが、今回の新しい観点はとても良い経験になりました。なぜならこの表現方法は、洋服を生み出したクリエイターの周囲にいる人に焦点を当てているからです。この取り組みを通して、リカルド自身が固定観念を捨て、彼の身近にいる人の新しい解釈をシェアしてくれました」とコメントした。


「バーバリー」公式サイト
 

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