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「ドルチェ&ガッバーナ」が職人技を称えるアワードMAM 2020で特別賞を受賞
Photo by DOMEN VAN DE VELDE
「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」のデザイナー、ドメニコ・ドルチェ、ステファノ・ガッバーナは2020年10月26日に開催されたMAM 2020 (Maestro d'Arte e Mestiere 2020 )のデジタル授賞式にて「優れたクラフツマンシップに基づいた企業」カテゴリーで、メティエ・ダールのサポーターとして特別賞を受賞した。
MAM2020は、国際イタリア料理学校のALMAと、芸術的職人文化を庇護する非営利団体であるメスティエリ・ダルテ・コローニ財団が共同で、イタリアの秀逸な職人たちに与える賞だ。セラミック、ジュエリー、木工、家具、金属細工、機械、モザイク、革細工、版画、修復、演劇、テキスタイルデザインなど芸術的職人技の23のカテゴリーに対して65タイトルが、飲食関係に対して13のタイトルが与えられる。
今回特別賞を受賞したドルチェ&ガッバーナは、9月に発表したアルタ モーダ コレクション、アルタ サルトリア コレクション、アルタ ジョイエッレリア コレクションにおいても、フィレンツェの38の工房とコラボして、イタリアの職人技の髄を自らのコレクションと共に広くアピールしている。そんな彼らの情熱が、職人の技術を高めて発展させ、イタリアのファッションを無二の貴重なものへと昇華させてきたという功績が称えられた。
主催者は「ドルチェ&ガッバーナ」が選ばれた理由として「現代的なスタイル、優れた職人技、そして地中海のアイデンティティによって素晴らしい相乗効果を生み出しながら、伝統に対する揺るぎない見識と情熱を反映した、彼らのファッションにおけるたゆまぬ努力を称賛します。ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナはメイド・イン・イタリーを伝える傑出したアンバサダーであり、彼らを中心に据えたドルチェ&ガッバーナのアイコニックなスタイルは、世界中の人々の心に触れるものでしょう」とコメントしている。
文:田中美貴