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「グッチ」がユニセフによる新型コロナウイルス感染症ワクチンの公正な供給をサポート
© UNICEF/UN0375878/Venezuela/2020/Vera
「グッチ(GUCCI)」が、新型コロナウイルス感染症のワクチンの公正な供給を加速化するため、米国ユニセフ(UNICEF USA)を支援すると発表した。「グッチ」とユニセフの長期的パートナーシップは2005年からスタートしたもので、今回の支援は「グッチ」が2020年に新型コロナウイルス感染症対策のために立ち上げた「We Are All In This Together」キャンペーンの一環となる。
今回の支援において「グッチ」は2020年12月に、米国ユニセフへ50万米ドルの寄付を行ったほか、「グッチ」の支援活動に賛同する世界中の人々を代表して10万米ドルを寄付することを通じて、需要予測に基づくロジスティクス、コールドチェーン(適切に温度管理されたサプライチェーン)の準備、供給品の事前購入などを実施した。
© UNICEF/UN0421711/COVAX/Dhiraj
「グッチ」社長兼CEOのマルコ・ビッザーリは今回の支援について、「新型コロナウイルス感染症の世界的流行が始まった当初から、それが技術的に定義される前からも、私たちは暗闇から救い出してくれるのは科学のみであると躊躇なく述べてきました。そして『We Are All In This Together』のスローガンのもと、明確なコミットメントを掲げました。それから2年近くを経た今、この真理を以前にも増して確信しています。ワクチンをすべての人に供給できないのなら、世界的流行が真に収束することはあり得ません。ですから、グッチの全社員2万名の力を結集して、ユニセフに20万回分の新型コロナウイルス感染症ワクチンキットを寄付し、ワクチンが世界中で最も脆弱なコミュニティに公正に調達され、配布されるように支援を強化することを目指します」と述べた。
なお「グッチ」は現在に至るまで、ユニセフとのパートナーシップを通じて6億回分の新型コロナウイルス感染症のワクチンを144カ国に供給したり、609,000回分以上の新型コロナウイルス感染症PCR検査および抗原検査キットを55カ国に供給したりしてきた。今後も「グッチ」とユニセフは、世界的流行を収束させるための最前線に立ち、検査や治療、そしてワクチンを世界中に供給する取り組みを推進していくという。
■問い合わせ先
グッチ ジャパン クライアントサービス
TEL:0120-99-2177