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2020 11 Nov

「バリー」がPeak Outlookカプセルコレクションを発売 環境活動家のミッシェル・ コントがスイスのローヌ氷河で撮影

 「バリー(BALLY)」は11月8日、アウトドアからインスピレーションを得た環境に優しいPeak Outlookカプセルコレクションを発売。キャンペーンは、スイスのフルカ峠近くに位置するローヌ氷河を背景に、スイス人アーティストであり、また環境活動家でもあるミッシェル・コントが撮影した。氷河の一部分を覆っているUVブランケットは日光を反射し、溶解70%にまで減らすことによって氷河を保護しようという地元レベルの取り組みによるものだ。

 コレクションのレディ・トゥ・ウェアは、イタリア製のサーマルセット、パッド入りのフーディ、防水性のシェル、Tシャツはリサイクル原料を使用し、ブルーアスターをアクセントにした。登山からインスピレーションを得たブレスレット、ベルト、キーホルダー、アーカイブのバリーポスタープリントが入ったブランケット、ビーニー帽、手袋、マフラー、靴下などの小物も、環境に優しい合成繊維や編み糸で用意。グラフィックなデザインのレザーバックパック、スリングバッグ、オリジナルの 「ヴィブラム(Vibram)」ソールが付いたブランドを代表するカーリングシューズは、リサイクル可能なアイテムとして再設計した。BPAフリーのアルミ製ウォーターボトルを含むコラボ製品は、スイスで「シグ(Sigg)」が、チタン製のコンパクトな調理セット、マグ、ステンレス製のコーヒーパーコレーターは、日本の「スノーピーク(Snow Peak)」が製造した。

 なお、同コレクションによる純収益の100%は、世界各地の脆弱な山岳環境保護を目的に設立し、危機的状況にあるアルプス山脈の環境へ警鐘をならし活動を続けるBally Peak Outlook財団の活動資金に充てる。

 今回、Peak Outlookカプセルコレクションの発売は、「バリー」初となるサステナビリティレポートの刊行、及びファッション協定一周年と時期を合わせて行った。人類の活動が環境に与える影響を減らすという目標を掲げ、「バリー」は気候変動への戦いを続けていて、氷河と山脈の保護に貢献し、自社の従業員とコミュニティの社会的及び経済的な幸福を実現できるように努めている。2050年までの炭素排出量、実質ゼロも目指す。

 「バリー」のPeak Outlookカプセルコレクションは、世界各地の限定店舗と「バリー」公式サイトで発売する。
 

 

■「バリー」Peak Outlookカプセルコレクション(一部)

フーディ(メンズ) 7万3,000円(+税)

トップス(メンズ) 3万6,000円(+税)

ボトムス(メンズ) 3万3,000円(+税)

ベルト 3万3,000円(+税)

キーホルダー 2万2,000円(+税)

バックパック 14万5,000円(+税)

スノーブーツ(メンズ) 66,000円(+税)

スノーブーツ(ウィメンズ) 66,000円(+税)

フォンウォレット 5万8,000円(+税)

スリングバッグ 11万円(+税)

ウォーターボトル 6,000円(+税)

キャンプ用マグカップ 8,000円(+税)

「バリー」公式サイト