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2020
15
Apr
「ゼニア」グループがイタリアとスイスの生産施設を再開して医療スタッフ向けの病院用防護服の製造を開始
「ゼニア(ZEGNA)」グループは、世界的なCOVID-19危機と戦うための支援の一環として、医療スタッフ向けの病院用防護服の製造を開始した。イタリアのビエッラにあるPratrivero SpAが製造した不織布で構成しているこの防護服で、28万ユニットの生産を目指す。
イタリアのピエモンテ地域(25万ユニット)とスイスのティチーノ州(3万ユニット)に緊急に必要としている供給への提供に役立たせるため、イタリア、ノバラのINCO工場とスイス、メンドリシオのCONSITEXの生産施設を再開し、一部を変換して製造している。
この取り組みは、「ゼニア」グループ、「フォンダツィオーネ ゼニア(Fondazione Zegna)」、イタリアのピエモンテ州、およびスイスのティチーノ州の協力により実現した。
「私たちすべてが直面している危機は、集団発生に対抗するためにあらゆる努力を共にしなければならないことを明確に思い起させるものです。」という「ゼニア」のメッセージに応えるように、ビエッラ テキスタイル地区とビエッラの労働組合が「ゼニア」グループの要請に、即座に対応した。
重要な医療用品の差し迫ったニーズを満たすために、そして生産プロセスをスピードアップするために、ピエモンテ危機ユニットおよびティチーノ州の関係当局と積極的に協力している。
「ゼニア」グループが発信している「UNITED, WE WILL MAKE IT! 団結して、やりとげましょう!」というメッセージと共に、「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」CEOのジルド・ゼニアは「お互いに気を配りましょう。一緒にこれを終わらせましょう。」と訴えている。