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2020 02 Apr

「ヴァレンティノ」の親会社メイフーラがスペインの新型コロナウイルス緊急対策費にも寄付を表明

 

 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、親会社である「メイフーラ」が、スペインの新型コロナウイルスの緊急対策費として100万ユーロの寄付を行うことを発表した。 
 
 寄付は「ヴァレンティノ」、「バルマン(BALMAIN)」、「パルジレリ(PAL ZILERI)」の親会社であるメイフーラが、スペインの首都が現在直面している危機的状況を支援するため、マドリード州に行う。このプロジェクトは、マドリード見本市会場(IFEMA)内に急遽建設された救急病院、COVID-19 IFEMA病院の拡張を促進するものだ。この仮の医療施設は、コロナウイルス感染者1300人を収容することを目的としている。
 
 新型コロナウイルスは、徹底した衛生管理が行われているにも関わらず、スペイン国内で急速に感染拡大。コロナウイルスに感染した患者を収容する施設は不足し、また救急医療体制も疲弊した状態が続いている。この仮設医療施設によって、スペイン国内でもっともパンデミックの影響を受けている地域のひとつ、マドリードの救急医療の状況を改善するだろう。 
 
 マドリード見本市会場のインフラは、これほどの短期間で重要かつ機能的なプロジェクトを完成させる戦略的な位置づけがなされており、パビリオン10の共用エリアに加え、パビリオン5、7、9に工事が進められている。 
 
 「メイフーラ」は、完成すればマドリード州最大の医療施設となる COVID-19 IFEMA病院の建設にかかわる費用として、100万ユーロを寄付する。この計画は3月22日に決定し、24 時間以内に実行にうつした。3月末までに患者と医療従事者すべてにとっての安全対策が強化されていることが期待される。
 
「ヴァレンティノ」公式サイト

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