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「アレキサンダー・マックイーン」が2021春夏ウィメンズ・プレフォールメンズコレクションをフィルム形式で公開
「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」が、2020年12月16日18:00(日本時間)に、2021春夏ウィメンズと2021プレフォールメンズコレクションをフィルム形式で公開した。サラ・バートンのクリエイティブ ディレクター就任後、初めての男女合同でのコレクション発表となる。またブランド初の試みとしてSee Now Buy Nowを採用。コレクション発表後に公式オンラインストアで同コレクションのプレオーダーの受付も開始する。
コレクションフィルム「ファースト ライト(FIRST LIGHT)」は、イギリスの映像作家であるジョナサン・クレイザーが手がけた。フィルムでは、ロンドンのテムズ川に架かる橋の下に集う若者たちの危うい行動を描いている。
そのフィルムの中で、ウィメンズモデルたちが纏うのは、ボリューム袖、バタフライドレープのドレスや、異なる素材や加工を組みあわせたハイブリットなコートやテーラリングなど、高いクチュール技術で仕立てたことが一目でわかるピースの数々。モデルたちはそれらのドレスにつく泥や砂利などの汚れを気にすることなく、川に浸かったり、寝転んだりして、アレキサンダー・マックィーンの持つ、優美さと毒気を表現。
メンズモデルは、サヴィル・ロウと縁のある同ブランドらしい美しいテーラリングが目をひく。異なる柄やテキスタイルをトロンプイユ手法であしらった。キモノスリーブやギャザーなどでトランスフォームされたパーカーやトレンチコートなども新鮮だ。
同コレクションでは“Back to London, coming home”を謳ったクリエイティブ ディレクターのサラ・バートン。コレクションノートで「世界は人と人とのつながり、感情に満たされています。シェイプ、シルエット、ボリューム、必要最低限の美しさのみを残し本質をむき出しにしました」とコメントを発表している。
■2021春夏コレクションフィルム 「ファースト ライト(First Light )」