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2021 27 Apr

「メゾン ミハラヤスヒロ」が「ジェネラルスケール エディット01」を発売

 

 「メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)」が今シーズン新たにローンチした天然由来の素材を使⽤することに拘ったライン「ジェネラルスケール(General Scale)」。第1弾となる「ジェネラルスケール エディット01(General Scale - Edit.01)」は、2021年4月29日(木)に3型を発売する。「一般的な尺度」を意味するブランド名の「ジェネラルスケール」には、これが一般的、日常的にならないといけないという想いが込められている。

 「ジェネラルスケール」は⼯場、素材の成分、産地など環境に考慮したプロダクション情報を「可視化」し、トレーサビリティを向上させた。スニーカーを構成する全てのパーツに物質が微⽣物によって分解される性質であることを指す「⽣分解性」の素材を採⽤。アッパーやステッチ、シューレースにはオーガニックコットン、ソールに天然ゴム、100%植物繊維を圧縮したラテックスのインソールを使用し、⽔溶性のグルー (糊) を⽤いて作り上げた。

 

 永く履けるヴィンテージ靴を作りたいという思いから、すり減ったソールや経年劣化で朽ちたゴム、履き古した⾵合いを忠実に再現した「パストソール(PAST Sole)」。「過ぎ去った時間の美しさを再現することにより時を蘇らせる」そんな意味を込め、「PAST(=過去)」と名付けた。

 通常ソールの型の成型にはスキャンやCADを使⽤するところ、「パストソール」はイタリアのソールマスターによる熟練の技術と経験をもって⼿作業で削ることで、ソールの温かみと繊細な表情を表現した。ヴィンテージスニーカーの擦り減ったソール、経年変化で朽ちたゴム、履き古された⾵合いを再現。ソール同様、トゥキャップも⼿作業で仕上げている。

 イタリアのソールマスターによって成型されたソールとトゥキャップを、フランスの⼯場で製造。ソールとなるパラゴムノキから収穫したバージンミルク(乳液)を、熟練した職⼈の⼿作業で型に流し込む。1時間後、まだ柔らかい状態のソールを丁寧に取り出し、⽔の中に入れて、乾燥させる。翌⽇、乾燥室に移動させ、その後3⽇間保管して固めるという、いくつもの⼿作業の⼯程を経て、ソールとトゥキャップが出来上がる。

「ジェネラルスケール エディット01」

 

■「General Scale SS21 Collection」ムービー

「メゾン ミハラヤスヒロ」公式サイト