アパレルウェブ メゾンニュース

2020 14 Dec

「トッズ」がノーコードのメディアキャンペーン新シリーズ「マスターズ・オブ・デザイン」をリリース 第1弾は「ノーコード X ハイトップ」

 

 「トッズ(TOD’S)」がノーコードのメディアキャンペーン新シリーズ「マスターズ・オブ・デザイン」をリリース。新シリーズのテーマは“タイムレス デザイン(=時代を超越したデザイン)”だ。

 ノーコード新作コレクションの発表に合わせて撮影するビジュアルとビデオには、世界のデザイン史の中から選出した象徴的な名作を揃えた。同プロジェクトはノーコードのソーシャルメディアチャンネルでも披露する。

 第1弾の「ノーコード X ハイトップ」はデザイナーのソク・ヨンベがマリオ・ベリーニの作品から着想を得て制作。ブリオンヴェガ社のトーテムがその着想源であり、基本の形態を探し求めた末、立方体のような簡素な形状が、ハイファイ機能を覆い隠すモジュール性と構成可能性を実現した。立方体からスタートし、スピーカーを内蔵したステレオシステムを開発したマリオ・ベリーニは、これを「トーテム RR130」と命名し 1970年に発売した。

 「デザインとは美しさだけではなく、機能性そして時を経ても廃れないスタイルが
融合したアイデアを内包するものである」とソク・ヨンベが語るように、「ノーコード X ハイトップ」のプロジェクトでは、アッパーにテクニカルな素材であるネオプレンを使うことで、快適性を高め、ぴったりとしたフィッティングにし、職人技が感じられる見た目と共に現代的な雰囲気も大事にした。ソールには混合素材を開発し、ラバーとEVA(エチレン酢酸ビニル)を組み合わせた。履く人に超軽量感を与え、しっかりとしたグリップ力もプラス。「トッズ」のアイデンティティを感じさせるシューレースは、シューズのシルエットを邪魔せず機能するようなデザインだ。

 今回のキャンペーンでは「トーテムRR130」とソク・ヨンベが2020年にデザインしたノーコード X とノーコード X の新作ハイトップ2型(オールブラック、オールホワイト)が揃う。

 この第1弾キャンペーンに続き 、「マスターズ・オブ・デザイン」第2弾は工業デザインにおけるもう一つのアイコンである、ディーター・ラムスによるブラウン社製アンプ「Regie 510」(1972 年)にオマージュを捧げる。

デザイナーのソク・ヨンベ

 

■ノーコード X ハイトップ


価格:99,000円(+税)

「トッズ」公式サイト