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2019 20 Dec

「ロエベ」ニューヨークのソーホーに初の路面店をオープン

 
 「ロエベ(LOEWE)」が、12月10日にニューヨークでは初となる路面店をマンハッタンのソーホーに「ロエベ」グリーン通り店をオープンした。
 
 全店舗にタッチポイントを採用している「ロエベ」だが、改築においてはソーホーならではの建築スタイルを尊重し、自然の素材を重視しながら、建物の大部分を本来の状態に復元した。壁面はスタッコで仕上げ、床は本来のオーク材を使用。その他、ガラス大理石や銅、電球等を取り入れたポディアム、そしてセラミックやコンクリート、スペインのバリャドリッド地方産のカンパスペロ石灰石でできたアイテムなどを使って仕上げた。
 
 また、床から天井まで伸びる40本ものグレー系のスピンドルが、店舗後部をドラマチックに演出。中央スペイン、ポルトガル、および南フランスのアンティークのリンゴ圧搾機にインスパイアされたこれらのスピンドルの形状は、光と影を利用してモダンな内装に彫刻的なアクセントを与えている。
 
 同店には、ウィメンズとメンズのあらゆる洋服、バッグ、革小物、ソフトアクセサリー、シューズ、アイウェア、およびジュエリーと共に、「ロエベ」が所有し、拡大を続けるアート、クラフト、およびデザインのコレクションから選ばれた作品も展示。これらはローテーションされ、店内の様子も変化し続ける。
 
 世界の主要都市で小売の存在感を強化するという同ブランドの計画における最新の取り組みの一環だ。
オープンを記念して行われたカクテルパーティーにはカイヤ・ガーバーやクロエ・セヴィニーなど多くの著名なゲストが訪れた。
 
 なお同店には、世界の「ロエベ」全店舗やオンラインストアよりも2週間早く「ニューヨーク ポスタル バッグ」が並ぶ。
 
 同店の他、ニューヨークではマンハッタンのバーグドルフ・グッドマン、サックス・フィフス・アベニューニーマン・マーカス、およびノードストロームでも同ブランドの商品を販売している。
 
 
 
 
■来場セレブリティー
 
 
(写真)カイヤ・ガーバー
 
(写真)クロエ・セヴィニー