繊維ニュース 編集部ブログ

2023 10 Aug

新幹線バット

 【東京本社】今夏の全国高校野球では試合中に10分間の休息を取る「クーリングタイム」が初めて導入された。頑強な高校球児でもここまで猛暑が続けば健康面への影響が懸念される。短時間とは言え冷却ウエアやネッククーラーなどで体を冷ますことができれば熱中症予防には有効だろう。日本人大リーガーの活躍で野球選手に憧れる子供たちは多いが、少子化にはあらがえない。高野連の調査によると硬式部員数は、2014年の17万312人をピークに減り続け今年度は12万8357人という。ミズノとJR東海はこのほど、新幹線車両の再生アルミを使用したバットを開発した。新幹線と野球の組み合わせが男子の心をがっちりとつかむかもしれない。(日)