繊維ニュース 編集部ブログ

2019 02 Sep

売れるジーンズを作りたいなら三備産地へ

 【中国・四国支社】ジーンズが店頭で売れていないという話は10年ぐらい前から聞いているような気がするが、確かにファイブポケットのジーンズはユニクロをはじめ、カジュアルウエアのショップに行けば必ず店頭にあって「いつでも買える」状態にある。いつでも買えるのであれば、今は買わなくてもいいとなるのが人間の心理。だから売れていないというのはやはり飽和状態にあるからに違いない。

 でもなかなか買えないとなると話が違ってくる。そんななかなか買えないジーンズを作るためにはやはりデニムそのものからの差別化が必要となってくる。「繊維ニュース」では毎年2回「ジーンズ別冊」特集を発行しているが、毎回デニム製造各社を取材するとさまざまなデニムに出会うことができる。ナイロンデニムやブルキナファソ綿のデニム、本藍染めのデニムなどなど。

 素人でもこれらのデニムを使って売れそうなジーンズが作れそうだなあと思わせるぐらい、三備産地のデニム製造各社は新しいデニム開発に全力を尽くしている。(佑)

写真は①ショーワのナイロンデニム②篠原テキスタイルのブルキナファソ綿デニム③中国紡織の梨地風デニム④日本綿布のドビー織機による藍染め生地

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