繊維ニュース 編集部ブログ
2024
19
Dec
厚みのある織物
【大阪本社】先月、金沢市で開かれた「北陸ヤーンフェア」で、ストーブリのブースに置いてあった分厚い織物サンプルを見た。50重織りも可能な産業資材用製織システム「TF20」で製織したものだが、ガラス繊維を使ったサンプルは、厚みのある生地というよりも塊のように見える。生地の厚みは最大15㌢も可能だそうで、異なる色の糸を使って厚み部分に社名を表現した織物もあった。このダブルレピア織機は欧州で導入が進んでいるが、日本ではまだとのこと。仮に導入されたとすれば、日本の技術によってどのような新商品が開発されるのか見てみたいと思う。(星)