繊維ニュース 編集部ブログ

2024 11 Jun

研修で防災製品

 【大阪本社】6月に入り、多くの企業では研修を終えた新入社員が配属先での業務を開始した頃だろう。新入社員研修は新卒一括採用が主流の日本企業ならではの慣行だが、それだけに自社の原点を理解させる内容が多い。その一例がテント・膜構造物大手である太陽工業の研修。新入社員が4チームに分かれ、膜材を使った防災製品のアイデアを出し合い、実際に作成する(写真)。工場で膜の溶着など加工技術を学びながら、実際の商談をイメージしたプレゼンテーションも実施した。東京ドームの屋根に使用されるなど、実はさまざまな場所で活用されている膜材への理解を深める機会になっているようだ。(宇)