繊維ニュース 編集部ブログ

2020 24 Nov

中国・輸入博でも主役級だったユニクロ

 

【上海支局】中国・上海で5~10日に開かれた輸入品・サービスの展示会「第3回中国国際輸入博覧会」では、「ユニクロ」が大きな存在感を示した。消費財関係では主役級だった。

 ユニクロのブースは、1500平方㍍で、消費材関連では最大規模。3㍍弱の「ウルトラライトダウン」を天井からぶら下げ、来場者を驚かせた。今月中旬に発売した、ジル・サンダーとのコラボレーション製品「プラスジェイ(+J)」の世界初公開も話題になった。

 「ZARA」のインディテックスも出展したが、ブースは小さく、出展内容も企業イメージの訴求にとどまり、見劣りがした。

 たかが輸入博、されど輸入博。ユニクロが中国で最も成功するアパレル企業になれた理由が分かった気がした。(祐)