【大阪本社】インフレの波がファッション業界にも及んでいるが、特に値上がりが強烈なのが欧米の革靴ブランド。記者は3年前から英国のトリッカーズのカントリーブーツ「ストウ」を愛用しているが、購入当時は正規輸入品が8万円台だった。ところが現在は13万円台。短靴タイプの「バートン」も7万円台だったのが12万円台に。さらなる値上げの噂もある。「原材料費や人件費の上昇を考えると、本格革靴は“欲しいと思った時が買い時”」と専門家も指摘する。これがインフレ時代の買い物戦略か。そんなわけで先日、バートンを新たに購入してしまった（正規輸入品ではなく並行輸入品を安く手に入れた）。（宇）