繊維ニュース 編集部ブログ

2022 01 Dec

体力作り

 【東京本社】展示会などで新しいアシストスーツ(AS)を見掛けたら必ず着用して体験させてもらうことにしている。先日、ドイツ・ジャーマンバイオニック社の電動ASを試着する機会があった。ドイツ車を思わせるごついフォルムとパワーが特徴的。30㌔ほどの荷物を持ち上げてみると、もう一人の誰かが後ろから引っ張ってくれているような感覚で、腰への負担はかなり抑えられる。主に倉庫作業や運輸業といった産業用途向けだ。超高齢社会の日本では、寝たきりを防ぐ歩行リハビリ用ASの需要も年々高まっている。自身の体力づくりが前提だが、ASと電動アシスト自転車があれば老後の心配も少しは軽減されそうだ。(日)