繊維ニュース 編集部ブログ
2018
22
May
高山彦九郎
【東京本社】取材で先日、群馬県太田市内を歩いた。東武伊勢崎線細谷駅を降り、取材先に向かう途中で「高山彦九郎記念館」の存在を示す看板を見つける。高山彦九郎の名前は知っていたが、太田市にゆかりがあることは知らなかった。気になったので立ち寄ってみた。開館時間(午前9時半)前、かつ時間的余裕もないため、中に入ることはしなかったが。
記念館のホームページを見ると、高山彦九郎は上野国新田群細谷村、現在の太田市細谷町に生まれた。江戸時代中頃の勤王思想家で、幕末の勤王の志士たちに大きな影響を与え、明治維新を導いた人物とある。なんだか有名な人らしい。
名前を知っていたのは、学生時代に日本史をよく勉強したからではなく、自分の出身が京都市だからだ。東京・渋谷のハチ公前のように、京都市にも有名な待ち合わせスポットがあるのだが、それが京阪三条駅近くの高山彦九郎像前。ただ、「高山彦九郎像前」と言われることは少なく、個人的にも「土下座(像)前」と言っていた記憶がある。
実際には土下座ではなく、御所に向かって礼拝している姿なのだが、京都に寄ったら一度見てほしい。土下座の意味が分かります。
(桃)