繊維ニュース 編集部ブログ

2020 04 Dec

知恵と工夫

 

【東京本社】今年も師走となったが依然、新型コロナウイルスの感染は衰えを見せない。まだまだ、かつてのビジネス環境には程遠いが、それでも繊維業界ではさまざまな工夫を凝らし、リアル展示会の開催に踏み切るところも増えてきている。密にならないよう、来場を制限しながらではあるが、いずれの展示会もおおむね好評で、来場者の数は少なくない。

 定期的な展示物や設備の消毒など、こまめな対応が求められる。先日、とある企業の展示会では使い捨ての手袋の着用を促していた。これは自分の手へのウイルスの付着に対しても安心だし、展示物を触るのに気を使うこともない。気兼ねなく、その展示会を回り、商品を手に取ることができた。

 目に見えない敵は思った以上にしつこく、やっかいではあるが、恐れてばかりはいられない。知恵と工夫で一つ一つビジネスを進め、経済を動かしていこう。(東)