繊維ニュース 編集部ブログ

2022 29 Sep

勢いが違う

 【東京本社】韓国の有力セレクトショップが日本のブランドを数多く買い付けている。この動きは2年前から始まり、現在も続いている。東京のデザイナーズブランドに話を聞くと、特に「エクリュ」「ビーカー」といった店舗が買い付け量を増やし、かつ売れていると言う。古着を解体し、再構築するファッションブランド「スリュー」の植木沙織デザイナーは「エクリュだけで、とても大きい金額になった」と話す。韓国の大手ファッション通販サイト「ムシンサ」が、大型の実店舗をソウルに開設することも決まった。卸先を同国に拡大した「テンダーパーソン」のビアンカデザイナーは「日本とは買い付けの勢いが違う」と驚きの表情を見せる。(市)