繊維ニュース 編集部ブログ

2025 11 Dec

記憶に残る社名

 【大阪本社】写真は尾州産地で稼働する希少な旧式シャトル織機(写真)。商社の人も産地の人もこの織機のことをションヘル織機と呼ぶ。間違いではないが、正しくはドイツのションヘル社製シャトル織機。同じように、俗にスルザー織機と呼ばれる機種は、スイスのスルザー社製プロジェクタイル(グリッパ)織機であることが多い。社名がそのまま人々の記憶に残り、機種の名前に変化している事例で、面白い。ちなみに当社の社名はダイセンで、主要媒体名は「繊維ニュース」。昔の社名は大阪繊維研究社で、大と繊を取ってダイセンとした。繊維ニュースの前の媒体名は「大阪繊研速報」だった。人々の記憶に残る社名、媒体名を目指したい。(武)