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2024 27 Feb

復活した宝木争奪戦

 【中国・四国支社】岡山県内の伝統行事の一つで、日本三大奇祭の一つともいわれる「西大寺会陽(えよう)」が17日、岡山市内にある西大寺観音院で開かれた。1510年に始まったと伝えられる同行事の目玉は、一対の宝木(しんぎ)を巡って裸(締め込み姿)の男たちが争奪戦を繰り広げる“宝木争奪戦”だ。新型コロナウイルス禍を受けて見送られていたが、今年は4年ぶりに復活。約9千人が争奪戦を繰り広げた。ちなみに今年の西大寺会陽では、おかやま信用金庫に加え、大手学生服メーカーの菅公学生服が初めて地域の代表である祝主(いわいぬし)を務めた。同社に行くと西大寺会陽のパネルが展示されていた。(秋)