繊維ニュース 編集部ブログ
2022
23
Aug
黄金期の象徴
【東京本社】写真のモニュメントを見てぴんと来る人は、高度経済成長期からバブル経済が崩壊する頃にかけて、東京・八王子に何かしらの縁があったに違いない。かつてJR東日本八王子駅前ロータリーの中央に立っていた糸巻をモチーフとしたシンボルタワーだ。実物は高さ12㍍ほどあった。紋ウールがヒットとなり、ネクタイ生産量でも全国の6割を占めた「織物の八王子」黄金期の象徴でもある。懐かしむ人が多いことから縮小サイズのレプリカを制作したらしい。八王子織物工業組合がイベントや展示会などに出展する際に披露される。(日)