繊維ニュース 編集部ブログ
2020
09
Jun
キャラ立ち
【東京本社】自宅近くの住宅街に突如現れる「走る童子」。この顔からピンとくるのは――。ご当地キャラクターの中でも独特の存在感を誇る奈良県のマスコット「せんとくん」だ。2008年の誕生時に賛否両論渦巻き、あまりにもメジャーになり過ぎたため、この彫像の方が偽物ではないかと思われたが、作者は同じ籔内佐斗司氏。しかもせんとくんより一回り先輩に当たる。
いずれにしても一度見たら脳裏から離れないという点では作品としては優れているのかもしれない。民間の調査研究機関「日本リサーチセンター」が昨年末まとめたご当地キャラの調査結果によると、せんとくんの認知度は「くまモン」「ふなっしー」に次ぐ3位だ。2年前より使用承認を得ればライセンス料が無償となっている。知名度にあやかるにはもってこいかもしれない。少しばかりキャラが立ち過ぎるが。(日)