繊維ニュース 編集部ブログ

2018 15 Oct

通行止めに思う

 【中国・四国支社】岡山県内の今夏の西日本豪雨の影響は、直接被災した地域を除き、徐々に解消されてきた印象を受ける。

 しかし、道路の全面復旧はまだ時間がかかりそうだ。地元の知り合いによると、工事を行える業者が不足しており、工期の関係で自治体の入札もままならず、着工のめどがついていない道路もあるとのことだ。

 主要道では、写真のように片側交互通行まで復旧しているところがほとんどだが、交通量の少ない道路はいまだに全面通行止めのところもある。

 そのような道路は移動時間が足りない場合の抜け道として通るケースも多く、いざ行ってみて通れないとなるといろいろな意味でショックは大きい。生活道路として使っていた地域の人は、さらに不便を感じているだろう。

 当たり前のように享受していた便利さだが、今後は、そのありがたみを再認識しながら復旧を気長に待ちたい。(酒)