繊維ニュース 編集部ブログ
2020
17
Apr
コロナでちょい飲み頓挫
【大阪本社】「ちょい飲み手帖」をご存じだろうか。西日本でのみ販売されているようだが、筆者は全く知らず、会社の上司に教わった。
居酒屋などの飲食店によく用意されているお得なちょい飲みセットを集めたもので、この本に掲載されている飲食店に行けば、料金がおよそ半額になる。価格は原則千円で、大抵の店が通常その倍ほどの値段のセットを提供しており、お得である。例えば、お好きなドリンク一杯と焼き鳥、おひたし、鳥のお刺身で通常2200円のセットが、この本を持参してクーポンを見せると千円で飲み食いできる。
クーポンは一店舗につき3枚。現在のところ地域は大阪キタ、大阪ミナミ、京都、神戸、福岡、岡山版が刊行されている。
客側は単純にお安くいろいろな店に行けるというメリットがあり、店側には、認知度が上がる、新規来店率が高まる、再来のきっかけになる――などのメリットがある。
岡山で単身赴任中の上司は岡山版を購入し、仕事終わりに掲載店舗をちょくちょく回るらしい。月に何度かは自宅のある大阪に帰ってくる。その時のために大阪版の購入も計画。「売り切れるといけないので発売日に買っておいてくれ」との指令を受けて写真の大阪キタ版とミナミ版を買った。
機会があれば同席してお店を探索するのもいいか。上司からもそう誘われていた。その矢先に新型コロナ。既に休業中の店も多いだろう。残念。収束の折には自分でも購入し、コロナからの反動を精一杯楽しもう。そう考えている。(武)