【大阪本社】あちこちで桜が開花し、満開の見頃を迎えている。6、7日の土日でどこかに桜を見に行こうかと考えていたのだが、このタイミングでは既に手遅れかもしれない。

　京都の場合、桜の名所として思い浮かぶのが、豊臣秀吉が「醍醐の花見」を催したという醍醐寺。ここから地下鉄で数駅離れたところには（タダで見られる）インクラインがある。ちょっと北に上がれば哲学の道があり、京都中心部に戻れば平安神宮の紅しだれ桜が待っていてくれる。

　悲しいかな、大阪にはここまでの見どころは少ないようだ。写真は西区靱本町にある靱公園での一コマ。平日の昼間だというのに、なぜかサラリーマンがブルーシートを敷いて酒盛りをしているかと思えば、幼稚園児を連れたママたちが子供そっちのけで宴会中。当方はこれから取材に向かうところだというのに……。なんかおかしい。（気）