繊維ニュース 編集部ブログ

2021 24 Feb

飾りとしての毛布

【大阪本社】この冬も睡眠時に重宝した毛布。眠るためのアイテムだが、飾りとしても使える。1枚の毛布を花や動物などの形に折った飾り毛布というものがある。日本船のおもてなしで、長く単調な船旅の日々の中で船であるものを使って楽しんでもらおうという船員の創意と工夫から生まれ、客室清掃のたびに形を作り替えて華やかさを添えたとされる。高島屋大阪店(大阪市中央区)で32日まで開かれている企画「OSAKAええモン」で、日本毛布工業組合と泉大津市の後援を受けた寝具製造卸の大津コーポレーション(同)が出店する売り場でも披露されている。同売り場では、リビングの観賞用としても使える世界の名画をスクリーンプリントした毛布も並べられ、華やかさがある。(長)