繊維ニュース 編集部ブログ

2018 08 Nov

播州織産地

 【大阪本社】兵庫県西脇市周辺は播州織産地と呼ばれる綿先染め織物の一大産地。過去にこの産地の担当を7~8年ほどさせてもらっていた。さまざまな人に出会い、さまざまなことを学んだ。

 同産地の担当を後任の後輩に譲ったのが約2年前のこと。「北陸産地に担当が変更になる」と言うのが別れの理由だった。お世話になった取材先の社長らからは何度も送別の飲み会を開いてもらい、「新天地でもがんばって!」と盛大に送り出してもらった。そして、今月から再び播州織産地の担当に返り咲いた我が身。やりにくいったらありゃしない……。

 特集も控え、電話で各産地企業にアポ。電話先からは歓迎の声とともに、苦笑、失笑まじりの言葉。「待ってたで~(笑)」「また来るんかいな~(笑」「何しに来るねんな~(笑)」などなど。からかいまじりながら基本的には温かく迎えてくれる方が多いのが幸いなものの、こちらとしては送別の儀が盛大だっただけに恐縮しきり。例えるなら、「恥ずかしながら帰ってまいりました! (by横井庄一)」の心境か。

 そしてまた、担当復帰を祝した昼食会や飲み会のお誘いが多数……。うれしくもあり、恥ずかしくもあり、悲喜こもごもの担当復帰でございます。産地の皆さん、改めてよろしくお願いいたします。m(__)m(武)