【大阪本社】取材で奈良県橿原市内を移動中、ビデオゲーム「ストリートファイター」のキャラクター「リュウ」の銅像を見つけた。ゲームの制作会社の創業者が同市出身であることから町おこしに登用されているという。このゲームがヒットしたのがシリーズ2作目。今で言う「ｅスポーツ」の対戦格闘ジャンルの源流と言ってよいだろう。1991年の発表当時、高校生だった筆者も薄暗いゲームセンターで熱中していた。そのキャラクターが公的な町おこしに使われるとはまさに隔世の感。今やゲームセンターも少なくなったなあ、と感傷的になる一方でリュウの雄姿は当たり前だが衰えを知らない（むしろ筋肉が増えている）。少しうらやましい。（酒）