繊維ニュース 編集部ブログ

2021 25 Nov

中学生のSDGs

 【大阪本社】「無駄な服を極力買わないよう頑張る」「できるだけ長く着られるよう手入れをきちんとしたい」――。国際協力機構関西センター(JICA関西)が実施した「学ぶSDGsから、やるSDGsへ」という実践型プログラムの一環で、中学生が繊維商社のチクマ(大阪市中央区)にプレゼンテーションした際の言葉だ。チクマから与えられたのは「服からどんなSDGsの取り組みができるかを考え、実行する」という課題。中学生たちはさまざまな角度からこのお題を考え、自分の今後に落とし込んだ。立派だと思う。ただ、ここで問題として挙がってくるのが、製品が売れなければ既存企業の多くは持続できないという現実だ。またの機会があればこの課題解決への率直な意見も聞いてみたい。(武)