繊維ニュース 編集部ブログ

2019 01 Jul

医療技術の進歩に驚く

 【大阪本社】先日、胆石性胆のう炎のため胆のう摘出手術を受けた。全身麻酔の外科手術を受けるのは初めてなので少し緊張したが、実際は驚くほどあっけなく手術が終了。腹腔鏡手術のため入院期間も短く、手術の2日後に退院し、歩いて帰宅した。改めて医療技術の進歩には驚かされる。

 腹腔鏡手術の施術時間は2時間ほど。手術の痕もへそ部分に2㌢ほどと上腹部の数㍉の傷が3カ所だけだった。手術終了後の夜には立ち上がって自分でトイレにも行けるようになり、翌日にはガーゼやばんそうこうも外せた。縫合糸は特殊な生分解性繊維が使われているため体内に吸収されるので抜糸も不要。うわさには聞いていたが、驚くほど体への負担が少ない。

 結局、手術後2日で退院し、数日後には仕事に復帰できた。内臓の一つを切除しているにもかかわらず、これだけはやく社会復帰できるとは。いやはや、医療技術の進歩というのはすごいものである。おかげで少しばかり休養ができたことは、文字通りけがの功名だろうか。(宇)