繊維ニュース 編集部ブログ
2022
22
Feb
靴下の穴、おしゃれにお直し
【大阪本社】写真の靴下で、ところどころ丸く車輪のようになっている部分は、穴の開いた靴下を刺し子風に修復したものだ。色とりどりの糸を使い、使い古した靴下もオシャレに生き返える。この修理のノウハウを靴下製造卸の創喜(奈良県広陵町)が工場に併設するショップ兼セミナールームで提供している。改めて靴下の価値を見直そうという呼び掛けであり、同社の靴下のファンを増やすための試みでもある。タビオではストッキングを足の爪で傷付けるのを防ぐ指サックのような商品が売れているという。靴下を大切に使うためのアイデアは地味で目立ちにくいが、企業のモノ作りへの姿勢、ファンづくり、そして靴下の価値を高めるために必要なのかも。
(学)