繊維ニュース 編集部ブログ
2019
26
Jun
ダンス
【東京本社】文部科学省の中学校学習指導要領では2008年からダンスの指導が必須となっている。これもあってか、近年は中学校や高校でのダンスの部活が活発化し、広がりを見せている。
先日、高校のダンス部の日本一を決める「日本ダンス大会」が行われた。この大会には多くの繊維関連企業が協賛していることもあり、昨年に続き今年も取材を兼ねて見に行ってきた。
さすがに日本一を決める大会。レベルは高く、20人前後がバシッとそろうその演技はいずれも圧巻である。学生時代のダンスといえば、フォークダンスぐらいしか思い出がない齢50を超える筆者でも、その構成、演技が、ただカッコよく踊るというだけでなく、一つの表現であることが分かるほど、完成度は高い。相当な試行錯誤、反復練習が見え隠れする。
演技後、学生服に着替え舞台に立つ姿は演技中のきらびやかな衣装や、メークなどとは一転、誰もが普通の純朴な高校生であった。三十数年前の若き日を思い出しつつ、喜びと悔しさが交差する表彰の舞台がまぶし過ぎた。(東)