繊維ニュース 編集部ブログ
2019
30
Jan
泉佐野のキャベツ畑
【大阪本社】大阪・泉州タオル産地を取材で回っていると、キャベツ畑に高い頻度で出合う。いわゆる「冬キャベツ」と思われ、がっちりと緑の葉を巻き込んだ立派なキャベツが、すくすくと育つ姿があちこちで見られる。
これだけ多くの畑があるのだから、さぞかし生産量も多いのだろうと、インターネットで調べると、全国では真ん中ぐらいだった。冷静に考えれば、長野や北海道などのキャベツ畑は地平線まで続いている規模だそうだから、当然と言えば当然の順位である。むしろ、大都市近郊としては上位なのではないだろうか。
お好み焼きや串カツと「大阪らしい」とされるメニューにキャベツは欠かせない。よく言われる食物繊維の効果だけでなく、消化を助ける効果も絶大と聞く。油ものに胃もたれしやすい筆者世代にはありがたい食材。泉州のタオル同様に地域の特産として存在感を高めてもらいたい。(酒)