繊維ニュース 編集部ブログ

2025 27 May

革新的な膜材料も注目

 【大阪本社】現在開催中の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)。さまざまな企業パビリオンや各国パビリオンの展示内容に関心が集まっているが、パビリオンの建屋を構成する革新的な膜材料も要注目だろう。例えばガスパビリオン(写真)の膜構造物は、大阪ガス発ベンチャー企業のSPACECOOL(東京都港区)が開発した放射冷却素材「スペースクール」が使われており、太陽工業、伊藤忠商事、カンボウプラスが共同で建築用膜材料として評価・加工・施工した。中身も良いが、外観も見逃せないのが今回の大阪・関西万博なのだ。(宇)