繊維ニュース 編集部ブログ
2018
02
Aug
被災地のそばで
【中国・四国支社】西日本を中心に大きな被害をもたらした「平成30年7月豪雨」。中国・四国支社のある岡山県では、全国ニュースで繰り返し伝えられるように真備町(岡山県倉敷市)の被害が大きく、復興には相当な時間が必要と思われる。
真備町以外にもあちこちで大雨の爪痕は残っている。写真は井原市の小田川の土手が半分ほど削られた現場で、その上を通る主要道も含め大きな被害を受けている。このほかの小さな道でも、あちこちで、崖崩れや土砂流出が起こり、その多くの復旧時期も不透明なままだ。
一級河川の高梁川の河川敷にあるさまざまな施設も濁流で荒れたままになっており、県内の鉄道網も完全復旧というにはまだ遠い。観光業も含め、ダメージは広範囲に及んでいる。
「晴れの国」に住み、天災を無縁のものと、どこかで感じていた油断が筆者にはあった。幸い、直接の被害はなかったが、今回に限らず将来に向けても、自分にできることはあるだろうかと考える日々が続いている。(酒)