繊維ニュース 編集部ブログ
2020
21
Apr
自分の罹患する確率をゼロに
【大阪本社】今月初め、自分が住んでいる市内で新型コロナウイルスの感染者が出たというネットのニュースを読んだ。そして、その患者はどうやら200世帯ほどからなる自分と同じ町内の住民だったとうわさで知った。新聞に出ていたらしい。
3カ月ほど前の1月30日、東京へ出張したときは、感染者数が日本全国で数十人ほど。他人事だった。仕事が終わると、取材相手と居酒屋で過ごしていたほどだ。今のようになるなんて全く想像できなかった。あの時は日本中、まだどれほど平穏だったことか。
今や新型コロナは同じ町内からも感染者が出るほど身近になり、それ以来、うちの子らが通う、近くの保育園も基本的に自宅での保育を要請してきた。まさかこの新型ウイルスによって、自宅で娘らを保育しながら、家で取材して、こうして原稿を書くことになろうとは!
ここまで短期間で生活スタイルが変わったことを今だかつて経験したことがない。そしてさらにここから先の3カ月でどう変わっていくのか想像がつかない。今できるのは自分が罹患する可能性を限りなくゼロに近づけることしかない。それがウイルス封じ込めのための最善の策だと信じて。
(学)