繊維ニュース 編集部ブログ
2020
10
Mar
上海のホテルで2週間隔離
【上海支局】新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、上海の自宅近くのビジネスホテルで2月下旬、2週間の「自主的隔離」を経験した。
最初の1週間は、仕事に読書にと充実した毎日で、あっという間だった。特に一切邪魔が入らない環境で、仕事は大いにはかどった(感じがした)。作家がなぜホテルに缶詰めするのかが分かった気がする。もっとも最後の数日は、さすがに隔離明けが待ち遠しかったが。
この缶詰生活で大変お世話になったのが、ロボットのフロントマン(写真)。食事は毎回、出前代行サービスを活用したが、フロントに届けられた食事をロボットが部屋まで運んでくれた。
人件費削減や目新しさもあって、ロボットを採用するホテルがこの1、2年増えていたが、新型コロナの流行を機に採用がさらに増えそうだ。(祐)