繊維ニュース 編集部ブログ

2022 30 May

フェアトレードにも意識を

 【東京本社】認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンは5月末まで、フェアトレード商品の販促、普及を目指す「フェアトレードミリオンアクションキャンペーン」を実施している。開始前には東京都内でキックオフイベントを開き、アンバサダーを務める著名人らがトークセッションを行うなど、フェアトレードの重要性を訴えた。

 イベントでは「フェアトレード認証商品取扱事業者」の企業3社が、自社のフェアトレードに関する取り組みを紹介したのだが、登壇したのは流通業者や食品メーカーのサステイナブル担当者で、繊維関連企業は含まれていなかった。繊維業界でもサステイナビリティーの意識が定着したかのような雰囲気が漂っているが、その範囲は限定的だと実感せざるを得なかった。(強)