桑原 ゆう
2017
23
May
池田塾同人誌「好・信・楽」に寄稿しました
小林秀雄の最後の編集者であった池田雅延塾頭と茂木健一郎さんにより、2012年に始まった、小林秀雄に学ぶ塾『池田塾』。1期生として、鎌倉の「山の上の家」に通い始め、もう6年目になります。その池田塾が、このたびWEB同人誌を発刊し、塾頭のご指示により、私も「音楽の起りと歌の起り」という随筆を寄稿しました。
http://kobayashihideo.jp/2017-06/音楽の起りと歌の起り/
池田塾に参加する少し前から、作曲家になりたかったら、日本語で物事をちゃんと考えられるようにならなければいけない、自らの思考する力を鍛えなければいけない、日本語の文章をきちんと書けるようになりたい、という思いが強くなり、このブログや、プレゼンテーションの場やプログラムノートなどで、考えを言葉にするということを強く意識してやるようになりました。そのようなタイミングで、池田塾の募集を目にしました。応募したのは、小林秀雄の作品に興味があったのはもちろんですが、思考することを学びたいというのも理由のひとつでした。
ですから、今回このようなまとまった文章を書くことができ、しかも創刊号に載せていただけたのは、私にとって大きな喜びです。この文章を書くことによって、小林秀雄、本居宣長を鏡として、自らの創作について改めて考えることができました。ぜひ読んでいただけたらと思います。