船橋 芳信

2018 28 Feb

ユングの心の風景

対話のための心理学
夢の中に表現される自分のペルソナのあり方
人前で演出している姿「ペルソナ」
コンプレックスへの対処
心の中心となる「自己」
人間の心の中に常にある正反対の気持ち
自分の「影」を相手に投けかけて生じる感情
複雑な感情的反応が生じるのが「コンプレックス」
人類の深層意識の共通点-集合的無意識
アニムスの発達の意味
共時性-意味深い「偶然の一致」
布置-偶然とは思えない「めぐり合わせ」
アニマの変容で男性の心の成長度がわかる
元型の変容と自己実現
アニムスの変容で女性の心の成長度がわかる
内向と外向                                                           男性の中の女性像。(アニマ Anima)
女性の中の男性像。(アニムス Animus)
男性における女らしさ、女性における男らしさである。
アニマとは本来ラテン語で〈魂〉を意味する。
スイスの精神医学者ユングが分析心理学の用語として用い,
現在ではその意味で使用されることが多い。
ユングは夢分析の際に,男性の夢に特徴的な女性像が多く出現することに
注目して,そのような女性像の元型が,男性たちの共通のイメージ(
普遍的無意識)に存在すると仮定し,それをアニマと名づけた。
女性の場合は夢に男性像が現れ,その元型がアニムス 
(アニマの男性形) である。
男性も女性も外的には社会に承認されるために、いわゆる男らしいとか
女らしいという仮面(ペルソナ)をつけているが,内的にはその逆の
アニマ (アニムス) のはたらきによって心のバランスを保っている。
男性は大人になるにつれて、自分の中のアニマを排除しようとし、
女性は反対にアニムスを排除することによって女らしくなろうとする。                                             いつまでも、このアニマを排除出来ない人は、大人に成れないと言うのだろうか?
しかし人間は男女共に中年期になるとアニマとアニムスの統合が進み、
アニマとアニムスの両方を受け入れるようになると考えられている。
アニマ (アニムス) は共に肯定的,否定的なはたらきをもっている。
しかしそれを可能な限り意識化して人格の統合をはかることが,
個人の自己実現の過程であるとユングは主張している。Google先生からの抜粋!
その過程は創造的である一方、破壊の可能性も秘めている。
時代にも依る。現代に於いては、仕事、労働の時間に凌駕される生活の中で、個人が所有する時間は、大変少ない。                         読書ゼロ時間と言う大学生が、5割存在すると言う。今後どのような社会が構築されて行くのだろうか?                              考えない家畜同様の人達、物質文明のもたらした結果、人は怠惰に時間に押し流されて行く。