船橋 芳信
2018
26
Sep
第11回アトリエコンサート

アトリエコンサート第11回目、一周年記念コンサートとして、先週日曜日に開催した。
毎月一回のペースで開催すると決めている。出演者はミラノで音楽の勉学に勤しむ音楽学生である。
会の趣旨は、敷居の低いアトリエコンサートでありながら、音楽的質の向上を求める演奏会である事である。
音楽家にとっては実験的空間でもある。又、聴衆には、日頃馴染めないクラッシック音楽会であり、
特にオペラの題目の抜粋演奏は、オペら観劇への足掛かりとなる、良い取り組みにもなっている。
クラッシック音楽は、スカラ座など音楽ホール、劇場へと足を運ばないと触れることはできない。
劇場には隠された楽しみの一つに、観客の衣装観察や、劇場後の食事など楽しみのクロスオーバーは計り知れない。
我がアトリエはファッション工房である。このコンサートの中に、隠された意図、各職種文化のクロスオーバー、として、
音楽と衣服と食をテーマに、イタリア文化との交流を促したい。アトリエ内の、多くの洋服サンプルを見ていただき、
ミシン、アイロン、裁断机にキャドコンピューター、裁断テーブル、、、コンサートに集まっていただいた皆さんに、
ファッションの要素を語り、コンサートではオペラ、クラッシク音楽に耳を傾けていただいている。
コンサートが終わると、軽い夕食を提供する。今回は、食前酒として発泡性白ワイン、白ワイン、赤ワイン、合計20本、
食事はバーベキュウー、鶏肉、豚肉、ソーセージ、牛肉と20キロの肉を調理、提供した。
将来は、料理のシェフを呼び、食を語り、ソムリエにワインを語っていただき、
食文化とファッションと音楽の融合を測れるアトリエコンサートとして、多くの人の賛同を得られれば、
こんな嬉しいアトリエコンサートは無いではないだろうか?