ワイヘキ島に新しいお店が出来ました。

「WAIHEKE HONEY HOUSE CAFE」

ハチミツのお店です。

実はワイヘキ島はあちらこちらで自家製ハチミツが買えます。

ワイナリーの島であり、

受粉用にミツバチを飼っているワイナリーがたくさんあるからです。

ワイン、オリーブオイル、ハチミツ、

この３つはほぼセットで作られていると思います。

そんな島なので、このお店が出来たときに、

さして珍しくもなく、しかもけっこう高いハチミツビジネス、

いったいどうやってこの島のマーケットの中で目立たせるのだろう？

と思っていました。

ショップがオープンしてから１ヶ月ほど経った頃行ってみました〜。

長〜〜〜いデッキウォークを進むと、

コンテナを使ったショップとカフェが草原の中にポツンと現れます。

なんだかワクワクします。

近づいてみると、

３つのコンテナを使って、ショップ、バスルーム、カフェを展開させています。

真ん中の空いたところはラウンジになっていて、

タープをうまく使って心地良い日陰を作り出していました。

向かって左がハチミツショップ。

どうせ高くて普通のハチミツなんだろう、と思って入ると、

突然後ろから可愛らしい声で、

「ハチミツのテイスティングはいかが？」と声をかけられました。

振り返ると、

店番に任命されたらしき女の子がちょこんとカウンターに座っていました。

もう、これは誰も断ることなど出来ません！

だってものすごく可愛らしい店員なのです。

私たちは「うん、する〜！」ともちろん参加。

そこに彼女のママがやってきて、一緒にいろいろと説明してくれました。

この「HONEY HOUSE」が扱うハチミツには、

他ではまだ着目していない大きな特徴がありました。

それは、チーズに合わせるハチミツに特化していること。

ワイナリーの島ですもの、ワインとチーズは切っても切り離せない関係です。

そのチーズに焦点を当てたチーズ作りをしていたのです。

例えば、ローズマリー、チリ、フェンネル、ラベンダー、マヌカ、ポフトゥカワ、

など、ハーブの味がとても色濃く感じるハチミツなのです。

これらの花から季節ごとに別々に蜂が集めてくるのですが、

それぞれ蜜の色が違うので花が変わったことが分かるそうです。

このうち、ローズマリー、チリ、フェンネルは、

もうまさにチーズに合わせるために産まれてきたようなハチミツなのです！

これはまた更にワインが美味しく飲める〜！と、

この３つがセットになった商品を購入しました。

実際に試してみて感動の嵐だったのですが、その話はまた次回。

その後、カフェでお茶をしました。

コーヒーフロートとかあってなんだか日本の懐かしさ満点。

もしも時間があってワイヘキ島に来る時には、

ワインツアーの合間にこのハニー・ハウス・カフェ立ち寄ることをお薦めします。