美味しい大根が収穫出来るのを楽しみにしていたのに花が咲いてしまいました。
花が咲くと、肝心な根の部分の表皮は硬くなり味も落ちるそうです。

このまま花を咲かせて種を収穫しようとも思ったのですが、
この大根もＦ１種ですので種の収穫はやめて、菜の花として食べることにしました。

大根の花の蕾と若い葉を摘んで茹で、
めんつゆにワサビを溶かした汁で和えます。
今年は柚子が１つだけ収穫出来たので、柚子の皮もちらしました。

大根の花はトンボの羽のような美しい筋があり、
遠目には地味でも間近でも見るとかなり魅力的な花です。

花が咲いてしまった大根も収穫し、
皮を厚めに剥いておでんの具材にして先日美味しく戴きました。

狙って花を咲かせるので無いかぎりは薹立ちさせたくないので、
何かコツはあるのかなぁ？と思っていたら、ちょうどタイミング良く瀬戸内マイファームさんが「お世話の仕方間違ってませんか？」という動画をアップしていて、まさに薹立ちを避ける為の必須６箇条を説明していました。

１．発芽が遅いものを残す
２．子葉は小さいものを残す
６．色の濃いものは間引く

↑　私、これの真逆を行っていました・・・・。
勢いのある元気の良い苗は、根を育てるよりも葉茎に栄養と水分をガンガン送り薹立ちしやすいとのこと。あと定植してからの頻繁な水やりも、根が深く伸びなくなるので控えるようにとのこと。。。頻繁に水やりしてました。。。

というわけで、
種を取りたいときには上のポイントの真逆をいけばいいことを学び（笑）ました。

まだまだ知らないことがたくさんありそうです。

今の時代はインターネットでなんでも調べることが出来ますが、
一応、ネットも使えなくなることを想定して知識を体験として体に覚えさせたり、
手順を何度も参照する必要があるような資料は、ダウンロードしたりプリントアウトして保存しています。

マイク・アダムス氏が警告していた通り、
ディーゼルオイルの値上げが激しくなり、ディーゼルもレギュラーもハイオクもNZ$3後半に近づき、それぞれに差が無い価格になってきました。ディーゼル値上げによる経済へのダメージはレギュラーやハイオクの比ではありません。運輸、農業用トラクター、工事車両など、生活必需品を生産したり、製品を隅々まで届けているのはこれらディーゼル車輌です。

ディーゼルの値上げが、廃業やサービス価格の上乗せとなって私たちの生活に影響してきます。

先日のマイク・アダムス氏のポッドキャストでは、
エンジン・オイルの在庫不足が起きる話をしていました。
原油と混ぜるケミカルの品不足が起因しているようです。
エンジン・オイルが手に入らなくなれば、動かすことの出来ない車輌で溢れかえります。。。
 

マイク・アダムス氏はこういう暗い先行き情報が多く、中には同意出来ない彼の個人的見解も多々混じるのですが、各業界筋から寄せられるソースがはっきりしている情報に関しては、今のところほぼ彼の話してくれた通りの社会状況に向かっているので、ほぼ毎日彼のポッドキャストを聞いています。

便利な世の中が継続することを望んでいますが、最終的には、電気もガスも水道も限られた使い方またはまったく使えない状況になることまで想定しつつ、暗い気持ちではなく楽しむように頭を切り替えていろいろ準備しています。
そんななか、最近かなり影響を受けているカントリー･ライフＶログがあります。
アゼルバイジャンのYouTuber、「Kənd Həyatı」チャンネル。

基本はアウトドア･クッキングで冬の保存食や昼食が出来るまでを見せていく動画なのですが、
音は全て自然の音のみで、風に揺れる花々、戯れる動物たちの活き活きとした姿が間に挟まれて、その場所で流れる時間や空気を感じとれる素晴らしい動画なのです。加えて映画やCMに出てきそうな趣きのある生活用品の数々。
私の全ての興味を惹きつけるものが溢れまくっているので、初めて見たときは情報量が多すぎてもうどこを見て良いのか戸惑うほどでした。今ではこの動画の何を見るべきかがわかってきたので、自分がそこで一緒に暮らしているかのように視聴出来るようになりました。繰り返し見て体に記憶づけているような感じです。このような生活の中で一番大切なのが「水」と「火」であることがわかりますし、それをいかに思いどおりに取り扱うか、その手順を頭にインプットしている感じがします。

すべて直火での調理なので、ホーローや鉄、素焼きや銀製品を使用し、
実用的でありながらとっても絵になる小物達が勢揃いし、もう食い入るように見ています。
色とりどりの花々、果樹、動物たち、みんなそれぞれに役割があり、必要だからそこにある。
電気やガスを一切使用しないライフスタイルのインスピレーションを得るのにとても良いです。

基本は「楽しい＆ハッピー」をキープしていきたいので、
いま私が求めている一番を与えてくれているこの動画に出会えて良かったです。
カントリー･ライフに興味のある方はぜひご覧になってください。