芹澤 絵美
ヒーローはこない
楽しかった夏休みもあっという間に終わり、
1/5の仕事始めから重労働続きで早くもバテています(笑)
シャルドネなど一部の白ブドウがすでに鳥に実をつつかれ始めているので、
ネッティング&ペギングという作業に追われています。
昨年末、早めにネットをかけたのは正解だったようです。
上の写真はシラーという赤ブドウですが、
すでにヴェレゾンが始まり、こちらのブロックもネッティングの優先順位が上がってきました。
今週いっぱい休んでいるスタッフも多いので、
少ない人数でのネッティングはかなりハードで、金曜日の終わりには、
「See you on Monday,if still We are Alive」などと言うくらいみなヘトヘトでした。
とにかく力勝負で、上半身、とくに腕は筋肉疲労で箸も持てない感じです。それでも!
迎え酒ならぬ、迎え筋トレということで、今朝はSUPしに行ってきました。
SUPは寝ている間に凝り固まった筋肉をほぐすのに丁度良いです。
30分くらいの水上散歩で、ガチガチだった筋肉は心地良い疲れに変わり、
軽い眠気につつまれてとてもリラックスできました。
体は濡れないのに、一泳ぎしたような清涼感があり気持ちが良いです。
仕事が始まり、たまっていたPOD CASTを一気に聞いているのですが、
コアなトランプ支持者以外の人々の間でトランプ離れが広がっているようです。
マイク・アダムス氏もその一人で、主な理由は”トランプ大統領によるmRNAワクチン推奨”。
トランプ政権末期に「ワープ・スピード作戦」で世に送り出されたmRNAワクチン。
トランプ支持者には反COVID-19ワクチンの人が多いので、1年経った今でもワクチン推奨を積極的に進めるトランプ大統領に不信感が生まれているようです。
マイク・アダムス氏はトランプ大統領がmRNAワクチンの中身について知らないはずがない、と思っていて、ずっと違和感を感じていたようです。それは私も同じです。
なので、昨年末にマイク・アダムス氏は「彼がワクチンに関する態度を変えないかぎり、今後は支持しない」ことを表明しました。もともと彼は政治を軸に物事を見ていないのでトランプ旋風の時も冷静でした。
mRNAワクチンの効果をトランプ大統領自身が信じているのであれば、例え多少支持者を失っても彼はその信念を貫けばいいと私は思います。
その他にもパトリック・バーン氏のように「2020年大統領選で、不正選挙を証明するあらゆるオプション、バイデン大統領を認証しない為の沢山の策がチームから提案されたにもかかわらずトランプ大統領は何もしなかった」と言い、それについて未だになんのアクションも起こしていないことから、トランプ大統領の裏にある別の動きに気づいているようです。
映画マトリックスに出てくる赤いピルを飲んで”目覚めよ”と言う表現がトランプ支持者の間で頻繁に使われますが、トランプ支持者の中でも更に新たに目覚める人が現れているようです。
目覚めなのか、ただ単に考え方が変わっていっているだけなのか分かりませんが、
何かを強く信じることは大きなイリュージョンの世界にどっぷりはまりその外側が見えづらくなるのは確かなようです。
特に米大統領選2020は超大仕掛けなイリュージョンだったと思います。
昨年の1/6、トランプ大統領の為に議事堂に集まった大勢の支持者を見て流した彼の涙はなんだったのだろうか?と今でも時折思います。
あのイベントはとてもエキサイティングでしたが、先進国の政府がどんな未来に向かっていこうとしているのか見え始めている今、ヒーローはもうこない、ひとときの夢から覚めた感じがしています。
光と闇、陰と陽は2つで1つ。道は違えどゴールは同じです。
”常識”というイリュージョンに浸かっていた私に、多くの気づきと”目覚め方”を教えてくれたヒーローに感謝。