芹澤 絵美
里芋の収穫
とても気持ちの良い秋晴れの朝、里芋を収穫しました。
この里芋は、先日亡くなった旦那さんのご友人から9年前に戴いた芋で、
最初は2つだった里芋を徐々に増やし今日まで繋いできました。
最初の年に危うく種芋を絶やしそうになりかけましたが、今では安定収穫出来るようになりました。
収穫した芋を、食用と種芋に分けていきます。
<食べる用>
<種芋大>
<種芋小>
食べる用の芋は根をむしり取り、軽く土を落としダンボールにいれます。
来年の春まで楽しめそうな量が採れました。
種芋は葉を切り落とし、根を切り詰め、逆さまにしておきます。
この種芋は春に植える時に選抜します。
来春は里芋と生姜を同じ場所で育てる予定なのでショウガも一緒に置いてみました。
切り落とした葉や根は、例年だとそのままコンポスト・ビンに放り込むか、
その辺のブッシュに捨てておしまいなのですが、
今年は真面目に堆肥を作ろうと思いますので、細かく刻んでコンポスト・ビンに入れます。
ついこの間までは収穫後のトマトや枝豆の葉や茎を細かく刻まずにそのまま放り込んでいたので、中が隙間だらけになり一向に分解されず、堆肥になるのにエライ時間がかかっていました。
ですが、今回からは微生物分解を助ける為に細かくしてからいれることにしました。
うちには120Lのコンポスト・ビンが3つあります。
3つめが一杯になる頃には1つ目のコンポスト・ビンで堆肥が出来上がっている、という計画だったのですが、適当に放り込んでかき混ぜることも怠っていたので1つ目のビンからやり直しです。
収穫した芋と、種芋は土の中に埋めておきます。
都度食べる分だけ掘り出せば長期に保存可能です。
芋が貯蔵されているとなんだか安心します。
今年はジャガイモと大根の栽培も復活させたので、収穫したら同じように土中保存しようと思います。家庭菜園を初めて10年、ようやく自分なりのペースが掴めてきた感じがします。
いっぽう旦那さんは海の幸担当で、
最近はSUPで釣りをするという彼の念願が叶い、
さくっと出かけて20分〜30分くらいで鯛を釣って帰ってきます。
SUPボードはボートと違ってどこからでも海に漕ぎ出せるし、
なにより装備が簡単軽量なので、準備と片づけにかかる時間がぐっと短縮できます。
天気が良くて波が穏やかだなぁという日はささっとボード片手に出かけていき、
今日も38cmの鯛が釣れました。
我が家の「楽しみながら食糧自給率を上げる」日々が新たに始まりました。