芹澤 絵美

2020 23 Mar

COVID-19 Alert System

 

ニュージーランドでは、
3月21日より新型コロナウイルスに関する4段階の警戒システム、
「COVID-19 Alert System」を採用していて、これまではレベル2でした。

ですが、本日23日13時45分、
アーデーンNZ首相が記者会見を行い、レベル3への即座の引き上げを発表しました。

そして48時間後にレベル4に引き上げる予定だそうです。

レベル4は、国内の移動制限や、
生活に関わる営業(スーパー、薬局など)以外は自粛する、
人の接触を避けるよう要請、などが行われます。

現時点で102名、感染者が確認されたようなので、
それでレベル4に引き上げたのでしょうか?

日本時間23日午前4時現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は、
171の国・地域で32万4290人に達し、うち1万4396人が亡くなっています。

アメリカ国内の2019−20の季節性インフルエンザの感染者数は4400万人を超えました。

ワクチンがあるインフルエンザなのに、
パイが大きいとは言えアメリカ1カ国で4400万人いるのに対し、
ワクチンも無い新型コロナウィルスは全世界合わせて50万人以下です。

数字だけ見ると、小さなパンデミックに私には見えます。
このウィルスの力に対して、世界各国の対応が正しいのかどうか?

素人の私が口を出せる話では無いと思いますが、
ウィルスそのものよりも、それに対する対応策のほうが、
人間の心理により脅威を与えているように思えますし、
新型コロナウィルスに感染するよりも今の異常な雰囲気のほうが私は怖いです。

ウィルスよりも恐怖が蔓延して人々の心がささくれ立ちそうで、
そちらのほうがよっぽど恐ろしい事態になりそうで不安になります。
政治主導の世情安定に努めて欲しいです。

ワイヘキ島に1つしかないスーパーマーケットでは、
朝から買い出しの人々がレジに長蛇の列を作り、棚から商品が消えていきます。
商品は次々入荷します、とアナウンスされていても、
必要以上に買いだめるのが人間心理というもの。

そんななか、
釣りの餌を買いに行こう、と旦那さんが言い出しました。
釣りの餌は買いだめ対象になっていないでしょうし、
海には新鮮な魚がいっぱい泳いでいますからね。

なかなか楽しいアイデアです。